The crooked Tailor / U.S.ARMY UTILITY SHIRTS 1960’S
優しく包まれる。暖かく。羽織る。重ねる。コートの下。冬が来るのがこんなにも待ち遠しいと思える洋服に出会えることはあまりないのかもしれません。
PETROSOLAUM / H CENTER ZIP
DRAWSTRINGやH CHUKKERと同じようにシュータンが一体化されたブーツ。センタージップなので着脱がすごく簡単です。さらにジップを上まで閉めると足首がしっかりと固定されます。吸い付くような感じです。だから余計に軽く感じるし、中で足が動かないので、歩き回っても疲れません。レザーはホースリバース。しなやか、でも安心できる硬さ。油分も多めなので素晴らしい経年変化が楽しめます。荒々しい雰囲気の革、上品な03の木型。とても相性が良いように感じました。
The crooked Tailor / FRENCH STAND COLLAR WORK JACKET 1930’S (sold)
詳しく見るwritten by / SHOULDER TEN BUTTON SHIRT
久しぶり!TEN BUTTON SHIRTS。今回はドライタッチなコットン、高密度に編むことでタフさとボリュームを出したそうです。素材自体をしっかりとさせることでシルエットをきれいに保つ、そんなアイデアです。そしてデザインを刷新。ボタンの位置を肩へとずらしました。バスクシャツのような雰囲気があり、適度なボリュームとシンプルながらボタンのアクセントが目を惹きます。中にシャツを着たり、モックネックを着たり。色々な着方が楽しめそうです。
daisuke tanabe / OHMA2
軍パン。デニムと同じように自分の中では切り離すことのできないパンツの一つです。優れた機能性、土臭さのある生地。国によって異なる生地や仕様、デザイン。突き詰めていくと本当に面白いです。洋服に興味を持った時から、興味を持つようになりました。そんな軍パンをdaisuke tanabeが作るとこうなります。ミルスペックのベンタイルコットン。化学繊維のない時代、コットンだけで撥水性と通気性を持たせた超高密度の生地です。使い込むとパリッとした硬めの生地はクタクタになり、アタリも付きます。機能面も素晴らしいのですが、経年変化が本当に格好良い生地なのです。
daisuke tanabe / ETHAN
パイロットパンツから着想を得てデザインされたETHAN。ウエストはゴムとドローコード、フロントと裾、膝下のカーゴポケットにはスイスのriri zipが使われています。大胆なディテールです。使われている生地も面白いと思いました。ネイビーとベージュの糸で織られたイタリアの生地です。柔らかくてしなやかさがあり、触ると上質なのがわかりました。しかし、どことなく牧歌的な雰囲気もあり、軍物にはまず使われることのない、この組み合わせがすごく好きです。daisuke tanabeがオリジナルで作る生地に通じているような気がしました。
Tochca / ぎざぎざ プリエ
10年以上前、ひょんなことから紙袋の雰囲気をそのままレザーで作ったら?と考えるようになりました。洋服を入れてお渡しする紙袋です。よくよく見ると無駄な所がなく削ぎ落とされ、物を入れるために特化したデザインでした。そこでトーチカのお二人に依頼し、作ってもらったのが”ぎざぎざ”というモデルでした。あれから長い年月が経ち、アップデートされたのが、ぎざぎざプリエです。肩に掛けるとき、斜めに掛けるときにはペタンと折りたたみます。背面にはジップポケット、底にはリヴェット、真鍮で作られた糸で留められた箇所など…。そこまでしなくても、と思うくらいの配慮が散りばめられています。だからこそ本当に長く使うことができるのです。さらに今回はGuidiカーフが使われています。こんな上品な紙袋はどこを探しても出会えないのではないでしょうか。
PETROSOLAUM / DRAWSTRING SOFT CALF BLACK
履くことによって生まれるシワや色の変化。このデザインのポテンシャルを最大限に引き出せるような気がしています。巾着から着想を得たデザインにシンプルな素材を使うことによって、変化が分かりやすいのではないかと好奇心が湧き、前回のダークブラウンに続いて、ブラックを選びました。漆黒。シワが入り、艶が増していくのを想像できます。柔らかいカップインソールが入っているため、履き心地はフカフカ、ビブラムソールはグリップ力もあり、ここを定期的に修理すれば長く付き合えます。季節にとらわれず、洋服もあまり選ばず合わせられます。履く靴に悩んだときは何も考えず選んでしまうのです。
Tochca / ワンショルダーM
面が広く、縫い目も少なめ。まるで革の袋のようにも見えました。革の鞄なのにとても軽く、持っていて疲れません。ショルダーの長さは調整ができ、短くすれば肩から掛けて、長くすれば斜めがけができます。口はZIPやボタンなどで留める仕様ではなく、自然と閉まるように考えられたデザインです。手作業だからこそ可能なのかもしれません。きっと細かな微調整を何度も繰り返したのだろうなと想像しています。無垢の真鍮の金具も全て手作業で作られています。ショルダーの長さを調節する時の滑らかさは驚きです。レザーはエメ(リバースレザー)、イタリアのベジタブルタンニン鞣しの革です。元々は床面(裏)のスエードを綺麗に仕上げて表として使うために作られた革です。銀面も床面も油分がたっぷり入っているので、使い込んでいくと想像できないような艶がでます。そして、柔らかくくったりと。育てていく楽しみがあります。
SONOMITSU / CENTER ZIP RAIN SHOES
クラシックなデザインにセンタージップ、そして少し厚めのビブラムソール。そのちょっとした違和感が面白く感じました。このソールは歩く際に曲がる部分に切れ込みが入っています。それはまるでレザーソールの靴で歩いているように地面をしっかり蹴ることができます。疲れにくく、滑らず、とても歩きやすいのです。だからこそ天候を気にせず毎日でも履けるように、防水レザーで作ってもらいました。奥行きのあるダークグレー。光の当たり方で少しグリーンのように見えます。そして少しずつ深い色へと変化していきます。着脱がしやすいセンタージップを覆うレザーは真っ直ぐではなく、あえてカーブを描くように裁断しています。革が馴染んだ後、より自然な表情になるのでは?と思いました。その一手間が大きな差に変わっていくのかもしれません。晴れの日も、雨の日も、変わらず気分を上げて歩くことができる靴です。



































