今回のデニムは面白い。ストーンウォッシュを施し、クラッシュしていたら手縫いで直す。クラッシュしていない場合もある。そして玉ねぎの皮を使って手染めする。そうする事によって酸化したようなヴィンテージデニムのような雰囲気になる。それはまるで一点物のように感じた。期間中はこの加工とワンウォッシュお好きな方を選べます。ぜひご覧ください。
少し細長いジャケット、気分だなと思っていた時に出会ったHeron’s Ghyll。80年代後半から90年前半にかけて、ゴリゴリに肩パットが入った着丈の長いテーラードジャケット。当時そこまで長続きしなかった流行があり、あえてそこにフォーカスしているジャケットがどうしても気になった。低めのゴージと芯が入っていないラペルは1912年創業の老舗アイリッシュリネンメーカーのBAIRD McNUTTの生地との相性がよく、程よくリラックスした着心地だ。ちょっとボロボロのTシャツやタンクトップにワイドパンツ。スッと頭の中にイメージが湧いてきた。
このパンツを穿いた時これめちゃくちゃ穿くやつだ!、と直感的に思った。インディゴデニムの表情が良かったのでデニム一択で選ぶ。ライトオンスで軽い穿き心地。見た目はミリタリーの様でもある。でも裾のスナップを留めるとニッカポッカみたいでワークと言っても良い。トップボタンはUS ARMYのボタン。悩みに悩んでデニムだし自分の中では労働着という事にしてみた。ジーパンみたいに。スナップボタンでちょっと変化も付けられる。でもやり過ぎていない。CLASSの洋服はやっぱり楽しい。
上記3日間PROJECTbyH.のヘンリー氏にお越しいただき、SS25のオーダー会を行います。今回は変化のコレクション。哲学的で革新的、プロセスを大切にしている彼らだからこそ出来る何かがそこにあります。内包されている芯は変わらず、私たちをきっと楽しませてくれると思います。当日は少量ですが、お持ち帰りいただける洋服もご用意しています。まだまだ寒さは続きますが、少し先の楽しみを作りましょう。ご来店、お待ちしております。
今日は寒いので1番暖かいCLASSのコートを着る。中はKota Gushikenのニット、パンツはdaisuke tanabenのデニムを穿く。毎年のルーティーンできみえときみえのお姉ちゃんと3人で今宮戎に朝から向かう。お店の笹を取りに来て、御堂筋線で大国町までいく。朝はまだ人が少ない。コロナ中は出店もなく、寂しい感じだったけど、出店も復活し活気が戻ってきた。お参りして笹を貰い、飾りを購入する。人混みが苦手な僕はいつもきみえにお願いする。さぁ、今年も商売頑張ろう!という気分になれる。人混みは苦手だけどこの活気が溢れる感じは好きだ。
カウチンが着たい、カウチンが着たい、カウチンが着たい、と願ってい時に出会ったSlopeslow。今年も素晴らしいカウチンが届きました。新色のマロンはブラウンのヤクに沢山の色のラムウールを掛け合わせて作られた糸だそうで、まるでツイードのような雰囲気を感じました。とても複雑で美しく、ずっと見ていられる、そんな糸。カシミアかと勘違いしてしまう肌触りで全くチクチクしない。限界まで目を詰めて編んでいる為、型崩れもなくアウターとしての保温性も非常に高い手編みのニット。一つ一つ人の手が加わった温かみを感じるカウチンセーターです。
今日はクルーキットのコーデュロイジャケットにインナーに昔のカシミアニット。Slopeslowのパンツを穿く。裾を見ると破けていた。たまに地面に擦っていたからかもしれない。でもそれが良いなと思う。昔はズルズルにジーパンを穿いて裾をボロボロにしていたことを思い出した。
100年以上前のフランスにリネン。現代のものとは明らかに異なる何かを纏っている。不均一な織り、カリッとした触感、ずっしりとした重み。着込んだ先にある経年変化。それは格別なものがある。そんな生地をウォールナットをベースにした天然の染料で手染めしたシンプルなシャツ。無染色よりもより柔らかく、より温かみを感じる。手縫いとミシンを組み合わせ、とても丁寧に作られている。5年、10年経った時に本当の意味で自分のものになる。年齢を重ねる度、長く楽しめるシャツだと思う。
ヴィンテージではないのに、ずっと昔からそこにあったような気がする…そんな趣のBIG JACKET。インディゴ染めされたヘリンボーンはデニムとは違った経年変化を楽しめる素材。インディゴの褐色は決してマイナスではない。着用してきた証のようなものが残る、そんな風に思っている。着る回数や洗う回数、環境によって世界に一つだけのジャケットに育っていく。そんな先の想像を自然としてしまう魅力のあるジャケットだ。
今日はsuzusanのカシミアにクルーキットのコーデュロイジャケット。パンツはPROJECTbyH.のEROS。ジャケットは持ってきて、行き帰りはCLASSのレザージャケットを羽織る。こんな感じが1番落ち着く。やっぱりジーパンが好きだ。でも普通のは最近物足りなく感じる。PROJECTbyH.は他にはないジーパンだ。だから気に入っている。次のデニムはなんだか面白いことをしているみたいなので楽しみだ。買うつもり。
今日はカシミアのセーターにクルーキットのGジャンを羽織る。行き帰りは脱いでダウン。近所のチャイ屋を営んでいるシャドはもうダウン着てるの?とロンT一枚でびっくりしていた。彼は最近まで短パンだった。きっと寒さにはめっぽう強いのだろう。僕は暑がりの寒がりなので、無理だ。
AVM24周年の時にデザインされたリング。今これが良いと思えるものが出来た、そうデザイナーの古川さんは言われていました。立体的な造形、光の屈折、静けさの中に浮かび上がる存在感。いつの間にか目が離せなくなっていました。