誰にでも寄り添ってくれるパンツ。
僕自身にとっては長い付き合いでもあるのですが、改めて…アンは鳥取県米子市を拠点に活動するブランドです。キレイ過ぎず、カジュアル過ぎず。ギラギラしている訳でもなく、フワフワしている訳でもない。色々な要素があるようでない。しかし視点を変えればその全てが含まれる”間”のような存在。 彼の表現する洋服は、様々な洋服と合わせても違和感がなく妙な安心感を与えてくれます。
プルパンツは初期の頃から改良を積み重ねて作り続けている定番品で僕自身も様々なプルパンツを着用しています。1番の特徴は名前の通りサイドのアジャスターを引くだけで良いところ。サイドのアジャスターはミリタリーからの着想ですが、普通は紐を後ろに引きます。これが結構やり辛くて、結局普通のベルトを使っていました。アンはそれを逆に付けていて前に向かって引きます。その方が左右均等に力が入り、しっかりと素早く固定できたのです。初めて穿いた時は着脱が簡単すぎて感動しました。
僕は足がとても太くてお世辞にも綺麗な形をしていません。でもプルパンツはそんな足でも綺麗に見える気がしています。そして色々な洋服と組み合わせやすく、雰囲気が合わないなぁというものはそんなにありません。だからこそ使い易く、ついつい手を伸ばしてしまうのです。
新しい生地のプルパンツを穿いてみるとやっぱり良いなぁと思いました。別に格好つけるわけでもなくて、ちゃんと体に馴染んでくれる感じ。そしてとても身近に感じるのです。そんなプルパンツが2種類の届きました。
un/unbient PULL PANTS-T , PULL PANTS-W