INSIDE MY GLASS DOORS
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暑い日の工夫

「そろそろ衣替えの季節ですね?」とお客様に言ったらそのお客様が、「そうよね。食器もしましたか?」と言われ若かった私は衝撃を受けた。それまで一年中同じ食器を使っていたから。衣類を変えると同じように棚の冬の食器は奥に、夏の食器を前に出すとおっしゃった。紫陽花の絵が描かれた食器、梅を形どったお椀。ガラスの食器。よく見るとその季節に合った食器というのがある。それから私の食器の使い方が変わって、食器を楽しむようになり、何より季節の楽しみ方というのを教わった。

INSIDE MY GLASS DOORSがOPENした当初から取り扱っているイギリスのフレグランスとスキンケアのブランドがある。家でもお店でもINSCENSE BURNERという銅のお皿に乗せてお香を焚いているのだが、北海道のアーティストの高臣大介さんの”月を掬う(すくう)”と名のついたガラスが届いた。その上でお香を焚くととても涼しげだ。煙がゆらゆらと風に乗り上がる、それと水が流れるような柄がリンクする。とても夏に合っている。

先日、ご近所の本屋さんtoibooksさんで”詩と散策”というエッセイを買って読んだ。作者は冬が好きで冬の描写が多かった。暑いのだけれもなんとも美しい文章も相まってか心が休まった。涼しい場所や冷たい飲み物で体感的に快適にはなるが、同時に心や脳を心地よくすることを忘れがちだ。見た目に涼しいガラスのモノに変えるだけで解れる。夏に合うすっきりとしたLemon Balmの香りもおすすめだ。火を灯した時はすっきりした草原の様な草っぽさが漂う。その後段々と甘い香りと変化しとろけるような気分にしてくれる。

Haeckels(ヘッケルス)のお香は15分その間に移りゆく。そして残る香りもまた違っていく…..部屋でガラスの上に乗ったお香を焚き本を読んだりラジオを聴いたり、夏を快適に過ごすお手伝いが少し出来ればと思います。

Haeckels INCENSE / Lemon Balm / 4400+TAX

高臣大介 / 月を掬う / 3000+TAX

Haeckelsの商品はオンラインHaeckels_OSAKA(INSIDE MY GLASS DOORSが入るビルの2階奥203号室)にございます。※Haeckels_OSAKAがお休みの日はINSIDE MY GLASS DOORSでも販売いたしております。

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