高校を卒業して東京に行くことが決まった時に父の友人が懐かしそうに東京の話をしてくれた。東京には六本木というところがあって、そこにイタリア料理の店があって、すごくおしゃれで、来る人たちもかっこよくて著名人たちなんかも通う場所で、そのお店の机にはギンガムチャックのクロスがかけられていて….という話だった。その艶っぽくて、でも色褪せた思い出話がすごく好きで、赤いギンガムチャックを見るとどうしても、めいっぱいオシャレして楽しそうな大人を想像してしまう。このパンツはリネンとラミーで織り上げられたwritten byオリジナルの生地で納得が行くまで微妙な色調整をして味わい深い雰囲気を出したそうだ。ヨーロッパの古着のイメージをもとに(ヨーロッパのコックパンツを思い出させる)作られゆったりとしたシルエットに仕上がっている。あの頃の(60年代70年代くらいかな)大人たちがめいっぱい楽しんだ様に、心地よい生地とリラックスしたシルエットのパンツに何を合わせようかとワクワクしてほしい。
<サイズ>
1 : W 〜82cm / 股上38cm / 股下70cm / 裾幅26.5cm
2 : W 〜86cm / 股上39cm / 股下74cm / 裾幅27cm
<モデル>
172cm / サイズ2を着用
<素材>
LINEN 50%
RAMIE 50%