INSIDE MY GLASS DOORS
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2024.10.12

朝、いつもより暑く感じたが窓を開けると涼しい風が入ってくる。部屋にいると外の気温がわからないから着る服を決めるのに時間がかかる。written byのチェックパンツを手に取る。穿き心地が良い。派手な洋服は気分が上がる。今日もオマールのスウェットを手に取ってしまう。休みが二日あったし良いかと心の中で思う。本当なら毎日違う服を着るべきだと思うけど、着たいと思ってしまうのだから仕方ない。同じのがもう一枚欲しいと思うほどだ。

お店に着いて準備をする。通販もあったので梱包をする。昨日からブラックバードのイベントだ。早速問い合わせもあったし、誰かに響いてくれたら良いなと思う。改めて見ていると本当に面白い。こんな洋服はまず無いし、所有したい気持ちにさせられる。売れて欲しいけど、売れて欲しくない。そんな複雑な感情になる。モノ好きが服屋をやるとこうなる。自分が欲しくなる。だけど洋服に対する気持ちだけには自信があるつもりだ。

ブラックバードの写真を取っていると、Fさんが入ってくる。written byの花柄パンツに和紙のロンT、そのみつの靴にトーチカの鞄を持ってくれていた。とても似合っているし、嬉しい。今日はブラックバードを見にきてくれたようだった。まるで美術館で絵画を見るような感じで眺める。僕も一緒に少し無言になりながら見る。着るものなのか、飾るものなのか。両方なのか。頭の中で消化しているように見えた。それぞれ試着する。サイズも違うし、ペイントも違う。そしてラーメンマスターとして名前が通っているYくんがベルテッドデニムを引き取りにきてくれた。きみえを2階から呼ぶ。そして一緒にブラックバードのカバーオールを見ながらこの硬さについてラーメンの硬さの話に例えて教えてくれる。湯気通しというのが1番硬いらしい。だからこのカバーオールは湯気通しという結論になる。そしてFさんは『予算オーバーだけど買います!』と言ってくれた。Yさんカップルもブラックバードを見にきてくれた。色々試着して、見てくれる。

地下に降りたり上がったり、バタバタしていたが夕方くらいに落ち着いた。お昼ご飯を食べる、今日はお弁当を作ってくれていたので良かった。もうどこも空いていない。食べ終わり、服を直したり整頓してパソコンに向かい始めるとHさんが入ってくる。前回seyaのトラベルパンツを購入してくれている。入ってきてすぐに『seyaのジャケットありますか?』と。合うサイズを持ってきて試着してもらう。そしてすぐに『買います!』と言ってくれた。僕もそうだけど、やはり対のある物は欲しくなる。ジャケットもとても雰囲気に合っていたので、Hさんの元へいく事が本当に良かったと思った。『着て帰ります。』それもとても嬉しかった。仮縫いの糸を切ってお渡しする。前回ブラックバードのジャケットをご試着されていた。少し気になられている様子で、カバーオールもじっくり見てくれる。試着までしてくれた。決して安くは無いので、即決できる人は少ないと思うけど、皆揃って良いと言ってくれる。

daisuke tanabeとslopeslowから荷物が届いていたがまだ開けれていない。daisuke tanabenのセールスの方から電話が掛かってくる。在庫管理ミスで納める数量が足りなかった事で謝りの電話だった。予約とか取っていたわけではなかったので、全く問題ない。その旨を伝え、パリ出張はどうだったとか色々話を聞く。次に繋がりそうな事があったそうなので、楽しみだ。

お客さんに入荷連絡などをしていると、Tくんが入ってくる。ブラックバードを見にきてくれた。ちょうどお直しの靴もあり連絡していた。僕と足の形が似ていて、靴の調整が難しい。今回は痛くならない事を願ってお渡しする。renomaのパンツが好きそうだなと思ってお勧めする。試着するも少し小さかった。2人で健康の話をする。運動しないとですね。歩くかー。という事になる。

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