INSIDE MY GLASS DOORS
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2024.10.30

今日は定休日だが、Heackels案件で岡山の旧閑谷学校へ行くことになっている。役所の方達と会うので、少しばかりきっちりした格好にしようという事になった。僕はlea bobergのパンツにオマールのロングシャツ。きみえはsuzusanのシャツワンピース。一般的にきっちりしているかわからないが、僕たちのきっちりした格好だ。

車で高槻駅までHaeckels Japan代表のゆうひさんを迎えに行く。車に乗ること2時間ほどで到着する。まずHaeckelsの新しいキャンドルの器を製作されている備前焼のお店に行く。器を引き取るためだ。僕らは器を製作されている森さんの作品を見る。備前焼のイメージとは異なる雰囲気。曲線がとても美しいと思った。思わずぐい呑みを手に取る。持ち心地?触り心地ところんとしたフォルムが気に入って二つ購入する事にした。そして駅前でコーヒーを買い、閑谷学校へ向かう。

初めて訪れたが、とても綺麗に手入れされた場所だ。広大な場所に建物が見える。思わずインスタライブを無言でやってしまった。市役所の方と閑谷学校の方々と合流し、挨拶をする。岡山弁が良いなと思った。優しい感じがする。入り口から入り、出来上がった閑谷学校の香りのキャンドルを寄贈する。僕らは今日はカメラマン。写真や動画を撮影する。そしてお渡しが終わり、見学させてもらう。ここは武士も農民も一緒に勉強をしていたそう。江戸時代のことを頭の中で想像する。現代までこうやって残っているのは本当にすごいなと思う。門の所の柱の木から甘い香りがするらしい。それも香りのイメージの一つになっている。柱を嗅いでみる。無臭。木の香り。無臭。ふと一瞬甘い香りがフワッとくる。不思議だった。大の大人四人が柱に鼻をくっ付けている光景は滑稽だったかもしれない。そして1番大きな建物に近づいてみると、なんだろう、古いはずなのにとてもモダンだ。襖がカーテンのようなデザインになっている。美しい木造り、光の入り方。どこか落ち着く。ずっといられるなと思った。月に一回、横の茶室で座禅を行っているそうだ。その時にHaeckelsのキャンドルを焚いてくれるそうだ。とても良い空間と時間だろうなと想像する。

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