INSIDE MY GLASS DOORS
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2024.11.15

三連休は長野に行ってきた。大阪よりも涼しく、夜はダウンを着て焚き火に当たるくらい。1日目は万点の星空だった。大阪に帰ってくると暑く感じる。だからゆるーくいこうと思いwritten byのタイダイのten button shirtsとdaisuke tanabaのデニムにする。

お店に着いて準備をし、いつものように動画を撮る。入荷もあったので、検品し、連休中に入った通販の用意もする。ひと段落すると、女性が入ってくる。話してみると海外から来られたそうだった。AVMの鹿のリングが気になるそう。サイズがぴったりだった。地下に案内する。ちょっとクラフトっぽいのがお好きそうだったので、いくつかおすすめする。その中でCLASSのデニムシャツを着てみたいと言われる。少しゆったりだけど、リングとどっちにしようと悩んでいる。ちょうど洗った私物がお店にあったので見せると、すごい!とテンションが上がっている様子だった。それが決め手になり、シャツを選んでくれた。写真撮って良いですか?とライカでパシャパシャ店内を。やっぱ格好良いカメラだなぁと思う。

そして定期的に来てくれる韓国のKさんが来る。今日は初めて夫さんと来られているけど、外で待っている。2週間前にも来てくれた。今日はトーチカのクロコの財布を手に取る。他の色はないの?私は黒が好きと言う。オーダーできる事を伝える。じゃあ1月か2月にまた日本に来るから、その時にピックアップするからとオーダーしてくれることになった。ポロサスのオールブラック。とても似合いそうだ。そして地下へ行き、SlopeslowのVネックのセーターを手に取る。試着する。SかMか悩む。一旦Mになるがもう一度試着し、Sに決まる。そして連絡先を聞き、お財布ができたら連絡する事を伝える。そして前回と同様にランチのおすすめを聞かれる。どこも終わっている時間だった。なんでも良いとの事だったので、そんな時の味万をおすすめする。歩いて3分。ありがとう!と夫さんと味万に向かって行った。

アポイントが入っていた東京のディストリビューターの方が来られる。独立され、前職の時に取引のあった会社の方だ。お店とビルを案内する。お店について、成り立ちやコンセプトなどを説明する。お褒めの言葉をもらい恐縮する。洋服屋をしているけど、ほとんどアパレル業界が今どんな感じかわかっていない。いつもメーカーさんに情報を聞く。今年は全体的に厳しいらしい。でもうちは好調だ。世間とはいつも流れが違っているのかもしれない。

先ほどのKさんが戻ってくる。味万どうでしたか?と聞くとSuper nice!と喜んでくれていた。夫さんの分のセーターも買いますと言ってくれる。試着しなくて大丈夫?と聞くと面倒なんだと思うとのこと。袋に入れてお渡しする。じゃあまた!と颯爽と出ていかれる。旅を楽しんでる姿がなんだか格好良いなぁと思った。

電話が鳴る。daisuke tanabeのセールスをしている清川くんからだった。日記読んでるんですけど、カーディガンがすぐ無くなったみたいですね。まだ在庫があるものはあるのでいつでも言ってください!とのこと。なるほど、日記を営業に使うとはやるなーと心の中で呟く。日記を見てくれているのは嬉しくもあり少し照れ臭いけど、こうやって連絡を貰えるのはありがたいなと思う。そして最近旅に行かれていたスリランカの話などして電話を切った。

最近バタバタしていて段ボールが溜まっていたので、ストックを整理し、まとめて捨てにいく。少し汗だくになる。そして戻ると4人組の方が来られていた。海外の方3名と日本人がお1人。着ている服も人も何だか見た事があるようなないような・・と思って話してみるとサンフランシスコのブランド、evan kinoriの御一行だった。以前からメールはいただいていた。オリバーチャーチとも親交があるらしく、大阪に来たら来てみたいと思っていてくれていたそうだ。アテンド?されている方は生地を作っているそうで、デザイナーと一緒に過ごしながらいろいろな場所を巡り、生地を作っているそうだ。後日、オリバーもいつか彼の生地を使っていみたいと言っていた。洋服作りで見えない部分。知るきっかけの少ない裏方のこと。色々お話しする。僕は洋服屋を営んでいるけれど、あくまで主役はお客さんであり、自分たちは裏方だと思っている。その裏方の部分も少し知って欲しいと思ってこの日記を書いているところもある。

Evanさんたちは空間や洋服をじっくり見てくれている。地下にご案内すると何かのスイッチが入ったかのようにお買い物モード?になっているように見える。フォトグラファーの方がAFOURのCODEを試したいという。足のサイズを聞くと44と言う。43しかなかった。AFOUR JAPANの泉さんにすぐ電話するも在庫はなし。とりあえず試着してみて何度か歩いてみる。足を触ってみると僕よりも幅は余裕を感じる。指先を確認する。捨て寸もある。何とか大丈夫そうだ。とても嬉しそうに、靴と下にあったKota Gushikenの靴下を妻さんにと買ってくれた。その間EvanさんはSlopeslowのカウチンを試着している。めちゃくちゃ似合っている。僕が気に入っていた(買えなかったけど)去年のマロンカラーを特注したカウチン。買います!と言ってくれる。目がキラキラしていた。とても素晴らしい洋服を作っている人に良い!と言いてもらえると嬉しさもあるけど安心?のような感情が湧く。そしてビルの屋上までご案内する。この場所をとても気に入ってもらえた様子だった。

何というか、今日はグローバルな一日だった。本気で英語が必要だなと思う。重い腰を上げれるのか。頑張ってみようと思う。

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