2024.11.11
The crooked Tailorのコーデュロイのカバーオールを羽織る。180Sのウール。異次元の気持ち良さだ。まだ少し暑いけど着たいから着る。パンツはPROJECTbyH.のEROS。デニムが基本好きだけど、他のが育てられなくなるくらいに好きなパンツだ。
お店を開けてすぐに男性が来店する。すぐに思い出した。Nishimakiのサンダルを愛知からわざわざオーダーしに来てくれたHさんだった。よく覚えてますね、と言われる。仕事柄、印象に残る人は大体覚えている。それが数年経っていたとしても記憶が蘇ってくる。年齢を重ねる度に思い出せなくなってきているけど。今日は休みだったのらしく大阪に遊びに来て寄ってくれたそう。嬉しい。サンダルどうでしたか?と聞くと、まだ足が入らないです。と。結構そう言う人がいる。僕も同じ形を履いているので、実際にこうやって入れて馴染ませるんです、とレクチャーする。なるほど、もう少し頑張ってみます、と。完全に足の形に伸びると一体化する。だから申し訳なく思うけど、少し頑張ってもらえたら良いなと思う。まだ暑いですねーと言われる。短パンにサンダルだった。確かにそれで充分な気温だ。気候変動のこと、本気でやらないとですよね。となる。一通り見てwritten byのワンちゃん、やっぱり頼もうかなーと思ってるんです。前回少し悩まれていた。また連絡しますとのこと。和紙のten button shirtsを手に取る。そして試着する。ゆったりしているけど、生地が落ちるからそんなに大きく見えない。隠したいところも隠せるから僕は気に入っている。じゃあ今日はこれを買います、と言ってくれた。
そこからは人が入ってこないので、お昼ご飯を食べて、通販の準備をし、写真を撮ったり、パソコン作業をしたり、計算したり、考えたり。明日からは長野にキャンプになったので、ワクワクしながら仕事をする。
夕方になり、和歌山のSさんが来てくれる。ダメもとで在庫確認したリアのベストがアトリエにあって送ってもらっていた。それを引き取りに来てくれた。前回、トーチカのお財布も欲しかったけど売り切れてしまったので、何となく合わせて作ってもらっていた。リアのベストを試着する。着て帰りたいけど、これから串食べにいくからなぁーと凄く嬉しそうな表情。用意できて良かったと安心する。そしてトーチカのお財布を手に取り、これ買います!と。もしかして僕のために入れてくれたんですか?と聞かれる。素直にはいと言えば良いのに、少し濁した言い方をしてしまう。これは照れなのか?僕のよくない所だと自覚している。でもSさんの為に用意したお財布だ。ともかく気に入ってくれた。そして先週来てKota Gushikenの靴下を買ってくれたNさんがお連れさんと入ってくる。タイミングよくきみえがくる。オマールのコートを前回試着してくれていて、気になり再訪してくれたそうだ。コートを試着したり、共生地のパンツを試着したり。どちらもお似合いだったけどコートに決定する。その風景を見てSさんが、盛況ですねーと言う。僕は店が狭いのでそう見えるんですよーと答える。では!とSさんが帰られる。そしてNさんの会計を済ましお渡しする。二週連続ですいませんと言われる。いやいや、そんなことは全くない。逆に嬉しい。また来てくださいと送り出した。