OLIVER CHURCHのクラシックポケットシャツはイタリアの少し前の素材。一見普通に見えるかもしれませんが、よく見ると絶妙な配色や一部分だけ番手を変えた織りなど普通じゃないチェックでした。襟と袖には補強の為にシルクオーガンザを芯として。ボタンも古い年代の物で、ボタンホールはパールシルク糸を使って手縫い。バックヨーク、サイドシーム、フロントポケットはチェックの柄合わせがマッチしている。オリバーの洋服はある意味一期一会で、古い生地を使っている事と沢山作れる程同じ生地があるとは限らない。結果的に一点モノになる事もあり(洗いをかけたら縮んで一枚しか作れなくなったetc…)、そんな予期せぬ事も含めて魅力の様に思えてくるのだ。しかしデザインや生地や色、柄、サイズが合って気に入ったのであれば、とりあえず買った後に考えよう・・・そういう洋服に出会った時にはそう考えるようにしている。そんな稀にある出会い。オリバーの場合、全てが稀じゃないかと思ってしまう程欲しくなっている自分がいる。
OLIVER CHURCH / CLASSIC POCKET SHIRT
SIZE / S(sold) , M(sold)