窓から見える景色は、自分はその空間に居るにも関わらずその部分だけが浮かび上がり空気が変わっていて主張している存在になる。色が組み合わさってバサっと切ったように見え、それは一枚の布として存在していて、前、後、右横、左横。(撮影した後に気付いたんだけど、上からも)どの瞬間を見ても違う。襟はシャープで、生地はトロっと柔らかい。ふんだんに色が使われているのにミニマムだ。同時に他のアイテムと合わせやすい。世の中には色で溢れているのに、なぜか最近大阪を歩いていると黒い。私は春が苦手だけれど、せっかく春なのに…..と身勝手な事を思う。色を組み立てる作業のようで、きっとこのシャツを着る時は朝から楽しいだろうな。