何年か振りにボーダーの気分。気分だったからなのか、面白いものがいくつか見つかった。その中の1つがアンのロンT。いつも定番で使っている自宅で洗えるウールのボーダー。くすんだ青がとても印象的で、強調する事もなく自然に馴染んでいる所が気に入った。身幅はたっぷり、着丈は長くない。肩は少し落ちるバランス。大き過ぎず小さくもない、一枚でもインナーでもちょうど良い。そんなちょうど良いと思えるアンの洋服は常にクローゼットに並べておきたくなるのだ。
茄子紺をもう少し濃くした様なあまり見ない種類の目が冴える青。ラムズウールは生後6ヶ月未満のメリノ種、普通のメリノウールと比較すると柔らかく感じ、ソフトな触感なのでチクチクもなく素肌に触れても余程敏感でなければ大丈夫でしょう。ネックはガンジーセーターのデザインで横に少しだけ広い。サイズはフリー、肩は落ちるので肩幅が広くても狭くてもあまり関係なく、袖もリブで止まる。長く感じる場合は一折りすれば良い。そして軽いので全くストレスを感じず快適な着心地なので着る機会が多くなりそうな気がする。スウェット感覚でラフに着ても、どこか品を感じるニットだ。
何気なく、気軽に、長く着れる(着たい)洋服。でも雰囲気があって・・・。COMOLIにはそういう物が多くある。いつもそこにあってとりあえず着とけば大丈夫。気分も上がるし格好良い、けど格好付けてない。そんなイメージの洋服。空紡糸を使った裏毛のスウェット。吊編み機でゆっくり、しっかりと織り上げられている。初めは少し硬めで着ていく内に柔らかくなり、どんどん気持ち良くなるでしょう。カラーは少し色褪せた様な色、新色のFADE BLACKが目を惹き選ぶ事にしました。使い古したスウェットは昔からとても好きで、あの何とも言えないフェードした色と生地のクッタリ感、いつの日かそんなスウェットになる気がします。
何気なく、気軽に、長く着れる(着たい)洋服。でも雰囲気があって・・・。COMOLIにはそういう物が多くある。いつもそこにあってとりあえず着とけば大丈夫。気分も上がるし格好良い、けど格好付けてない。そんなイメージの洋服。空紡糸を使った裏毛のスウェットパンツ。吊編み機でゆっくり、しっかりと織り上げられている。初めは少し硬めで着ていく内に柔らかくなり、どんどん気持ち良くなるでしょう。裾にはコードを通し、絞れるので靴に合わせて変化を付けられます。カラーは少し色褪せた様な色、新色のFADE BLACKが目を惹き選ぶ事にしました。使い古したスウェットは昔からとても好きで、あの何とも言えないフェードした色と生地のクッタリ感、いつの日かそんなスウェットパンツになる気がします。
デザインはワークパンツ、しかしまるで仕立てたトラウザーズを穿いているような感覚で、足がとても綺麗に見える。海の色や空の色、藍染など青い色というのは私たちにとってはとても身近に感じられる色である。だから美しい青を見ると身に付けたくなったり、見とれてしまうのではないだろうか。今回のジャケットとトラウザーズは少し紫の入った青。所謂ワーカーズブルーに近い色だ。光沢のあるコットンピケの凹凸のおかげか、とても奥行きのある青に魅力を感じた。seya.らしい上品さもあるけど、穿き込んで経年変化も楽しめるパンツだ。Tochca製のレザーベルトがとても合いました。バックルがあればお作り出来ますので、お問い合わせください。
ボーダーの中にアラン柄がぼやーっと浮き出てきいるようなデザインのニット。色々な太さや色で弾かれた線が個性を感じる。肌に触れると、とてもとても心地よい。このニットを見た時におもちゃみたいな色合いだなー思ったんだけど、何故かはいまだに分からない。そして、やっぱり思う。そこにアラン柄というクラシックな編み地が施されていたりする。モダンという言葉が合っているか分からないけど、そんな感じ。おもちゃみたいと言ったけど、凄く大人な雰囲気も感じる。大人だからこそ遊べる事があると思う。服を着るという遊びを大いに楽しんでほしい。そう思うニットだ。
ピリッとする寒い日に露天風呂に入り温まった体を湯冷ましに湯船から出て夜空を見上げたら星が綺麗で(あぁーなんと幸せそうな光景でしょう!!)ゴッホの星月夜と重なって生まれたニット。何度も述べているように色使いはため息が出るほどに美しのはもちろんなんだけれど、糸がふわふわしていて心地よい。クルクルとうねる様に描かれた星月夜とリンクして糸もうねる表情が綺麗で楽しい。首が少し詰まっていて袖は程よく広がるデザインで腕を振りたくなる。冬、ピリッとする寒さにはとても暖かくしてくれて、心地よく気分を上げてくれるニット。
フェルメールは光を描くと聞いたことがある。だからか一瞬の表情が立体的に捕らわれていて魅了させるのだろうか?さて、その本家は真珠のイヤリング(しかも結構大きい)をつけている。で”Girl with a Wool Earring”はWOOLで作られたイヤリングがぶら下がっていて、アンニュイな少女がこちらをみている。着ると服が動き影が出来て濃淡が現れて、なんだか微笑ましくなる。Kota Gushikenの作るニットの色使いが大好きだ。いつもあーーうまいなって見惚れる。初めて見た時に裏地がハッとするほどにかわいかった。使われている色が裏に現れていて、少女がモザイクの様にうっすら浮かび上がった。つなぎ目も襟や裾の色の出方も可愛かった。綺麗な色目だな、またうっとり見惚れている。何かに惹かれたら、それを生かしてみてください。そうすると毎シーズン発見があり面白い。で愛着が湧く。この少女のニットもきっとそう。それと、このニットすごくすごくすごくあったかい。
夏、大活躍するコモリのウール天竺。ウールなのに全くチクチクしないし、暑くなっても寒くなっても快適な状態をキープしてくれる。そして何より着心地が良い。そんな素材を使った年中使えるロンTがあったらとても重宝するのではないでしょうか。そしてかなりの回数の洗濯をしてもほぼヨレる事がないので、気を使う事なく着れる。それは最高の日常着ではないかと思う。ポケット無しのシンプルなロンT、身幅は程良く一枚でもシャツの下に着ても問題ない大きさ。これから重ね着が楽しい季節、1番肌に近い洋服は気持ち良い方が絶対良い。
スウェットは常に探し続けている洋服の一つ。家着っぽく見えて欲しくないし、どちらかといえば上品に見える方が良い。小森さんの作るスウェットは一見普通なんだけど、なぜか上品に着れるからずっと好きでいられるのかもしれない。コットンにシルクを配合したスウェット。ガシッとした雰囲気ではなく、とても優しい雰囲気で柔らかく、少し落ち感のある素材。白でもない、生成り色でもない、スモークホワイトという少しだけ暗い白。そんな微妙なニュアンスがとても気に入った。
デニムパンツと同じ13.5oz(明るい方)と14ozを組み合わせ、そして玉ねぎの皮とお茶でオーバーダイしたデニムジャケット、”QUENTIN”。腕周りがすっきりとしていて初めはレザーのライダースに袖を通したかの様なフィット感だが可動域の広い設計なので、思いの外動き易い。馴染むと体によりフィットする。良いシワも入るだろうし、今のデニムのコントラストがどんな風に変化するのか、着る楽しみのあるジャケットだ。お客様が『PROJECTbyH.はなぜか長く着るような気がします。』と仰られていて、考えてみると確かに長く着ている。それはきっと替えの利かない、ある意味唯一無二の物作りをしているからではないでしょうか。
コモリの定番であるコモリシャツは洗い晒しがよく似合う着ていてとても楽なシャツ。羽織ると体と服の間に程良い空間が出来て、体が優しく包まれる。それはまるで空気を纏っている様に軽く、シルケット加工された柔らかいコットンは素肌にも気持ちが良い。そして不思議と肩の力が抜けて、リラックスできる。でも見た目はちゃんとしたシャツで・・・。そんな空気感がデザインされているからこそ、誰かにとっての定番で有り続ける理由なのでしょう。