インディゴさんのセーターを着るようになってからというもの、冬にはほぼ毎日セーターを着るようになった。冬にしか着れないという特別感もあって、暖かいし、何と言っても着心地が最高だ。私は寒さには強くはないけれど、インディゴさんのセーターのおかげで冬をもっと楽しめるようになった気がする。まるで毛皮!?と見間違えそうなカシミヤの毛足の長いカーディガン。隕石をイメージしたANTHRACITE、マークロスコの色をイメージしたグラデーション、ROTHKOの2カラー。身幅はたっぷり、軽やかで美しいシルエット。少しゆったりと、アウター感覚で着れるカーディガン。
シンプルな服を着る時、鏡の前であれ?となる。間伸びして見える時がある。ちょっとアクセントが欲しいけれど、雨が降っていたりすると靴は限られてくる。つまんないなーって思ったりする。梅雨というのは気分がどよんとしがちで、前に進まない。でも梅雨があるからこその景色や食べ物もある。それなら梅雨だからこその遊びを楽しむべきかもしれない。色が絶妙なKASHURAのベルト。今まではカラフルなアイテムを入れていたけれど、今回はバシッと締めたい(気を)時に黒も潔くて良いのでは?と黒も入れた。アクセサリーは決して用途はないけれど、それを前にさてどうするか?と悩む事も楽しんでしまってください。そういうモノは意外と後で”めっちゃ使う”になる。
何だか物足りない時にベストがあると落ち着く。シャツの上に、Tシャツの上に、ノースリーヴの上に。それだけで気分がガラッと変わる。それはまるでアクセサリーの様な感覚。ベストは機能的で、あるととても便利な洋服。乾いた質感のヴィスコースリネン。柔らかく涼しい素材。ハンティング用のデザインがベースなのでポケットも多く、沢山物が入れられるので夏のキャンプでも良いかもしれない。そしてCOMOLIのリネンは経年変化も楽しめて、長く使えば使う程手放せなくなる。
暑い夏を乗り切るにはリラックス出来る要素が必要だ。だらしなく見えるのではなく、『抜け』が欲しい。PROJECTbyH.のPUERはそんな夏に丁度良い。リネンとラミーのヘリンボーン素材で、インクで染められている。そして麻とは思えない程ニットみたいに柔らかく素肌に着たいくらい気持ちが良い。一見わかりにくいが、左袖だけ縫い目がなくダーツだけだったり、生地の向きがフロントとバックで違ったり・・。以前、ジャケットを購入されたお客様が『見れば見るほど発見がある』と仰られていました。色んな仕掛けを見つける楽しさ、それは内面に訴えかける様な。そんな所にいつも惹かれます。
気合いを入れたい日には1番上のボタンを閉めたくなる。ラフな感じで行く日には第二ボタン位まで開ける、もしくは中にノースリーヴやTシャツを着て全部開ける。seya.のシャツは本当に丁度良い。どんな気分でもシャツの方が合わせてくれるような、そんな不思議なシャツだ。細番手の糸を高密度に織り上げたMICRO BRUSHED COTTON。ハリがあって滑らかな肌触り。素肌にも気持ちの良い素材。縫製は勿論、シーズンカラーのPINE GREENもとても美しい。
備後絣(節織)、目の荒いざっくりと織られた生地には凹凸があり肌に触れる部分が少なく涼しい。風も通り乾きやすく、夏のパンツとしては最適である。糸の段階で墨染めされていて、奥行きを感じる事の出来る深い墨色。何度も穿いている内に柔らかくなり、いつの間にか体に馴染んでいく。少しズルッとした丈で穿いてサンダルにシャツ、それだけで良いのかもしれない。瀬谷さんのパンツはラフさがあって快適に穿ける。でもどこか上品さがある。だからいくつも欲しくなってしまうのだ。
空紡糸。空気、紡ぐ、糸、という具合に、空気の力で作られた糸です。(ざっくり過ぎるぐらいの説明ですが)空、紡、糸、この3つの漢字だけでなんとなく想像するのは面白い。では、この空紡糸オックスはゴワッとしていて、洗うたびにきっと柔らかくフワァっとしていくのかと想像させる生地感で、とてもとても軽い。そして今回は紐だけでなくゴムが入っているので、ずり落ちる事が無くなりストレスなく快適に穿けるでしょう。
空紡糸。空気、紡ぐ、糸、という具合に、空気の力で作られた糸です。(ざっくり過ぎるぐらいの説明ですが)空、紡、糸、この3つの漢字だけでなんとなく想像するのは面白い。では、この空紡糸オックスはゴワッとしていて、洗うたびにきっと柔らかくフワァっとしていくのかと想像させる生地感で、とてもとても軽い。ジャケットのように羽織れるし、夏は風が抜けるしサラッとしているので肌に当たる感じも嫌じゃない。何度も何度も書いているけど今年こそはノースリーブに合わせて欲しい。
以前、ベタシャンの素材でこの様な形(厳密にいると少し変わっているので”様な”をつけた)を仕入れた。薄くて、心地よくて丈が短くて夏にとても重宝するので買ってくれたお客さんは頻繁に着てくれている。小森さんが展示会の時にこの色とても気に入ってるんですよねって教えてくれた、ベージュ。そのベージュと掠れたネイビーのストライプ。爽やか過ぎず眩しくない感じが私達は気に入った。透け感があり、風通しも良い。そろそろ届く予定のノースリーブと合わせて、あの暑い夏を乗り越えたい。
夏だって長袖が着たい時もある。でも最近の夏は特に暑い。そして室内に長い時間いると寒い。だから着脱が容易で出来るだけ薄手の羽織物があったら・・・と探していた時に出会った雰囲気のあるレトロなストライプのストライプワークジャケット。爽やか過ぎず眩しくない感じが私達は気に入った。コットンリネンの軽い素材で、透け感があり、風通しも良い。そろそろ届く予定のノースリーブと合わせて、あの暑い夏を乗り越えたい。
ドレスシャツという定義にワークの要素が入ったこのラウンドカラーのシャツ、細かいところ(襟やヨーク部分など)が組み合わさっているから見る程に不思議なシャツ。だってボタンが四角くてメタルなんだから。身幅はスッキリしていて上にジャケットなど着やすい。ネクタイしてベストも着て、後はスニーカーでも革靴でも履いて、バイクでも自転車にも似合う。あえてM51でも(もう暑いか)気分でボタンを外してもよいし、腕をまくればまた変わる。ボトムは持っているので合わせてみると案外良いと思う。このシャツについて、あれこれ何を書こうか考えていたんだけど、シンプルに良いよね、この襟もボタンもデザインも柄も生地も。に行き着いた。で私はこれを書きながらSmall Faces のLazy Sunday Afternoonなんかを聞いている。