LILY1ST VINTAGEが沢山のコートを見つけてくれた。しかも同じフランスのユニホームという。LILY1ST VINTAGEの着眼点というのは彼にしかなく誰にも出来ない。こんなに沢山同じものをお店に並べる事はそうそう出来ない。そういえば6年ほど前に、数年かけてLILY1ST VINTAGEと集めてきたBarbour(バブアー)を販売した事を思い出した。Barbourという共通点はあるものの、モデルや年代も違えばコンディションも違う。”選ぶ楽しみ”みたいなモノを感じてもらった。今回もそんな楽しみ方をして欲しかった。
LILY1ST VINTAGEのコートは1966-68年に作られたデッドストックのパリ市役所職員のユニフォーム。フランスらしい印象的な青、労働着としての美しさ。このコートを見て自分にとって洋服のベースはここにある、と再確認出来たコートです。そんなLILY1ST VINTAGEのコートを自由に料理してください、とお願いしたのがSlopeslow。Slopeslowのお二人はヴィンテージの造詣と愛情が深く、きっと面白い化学変化が起こるのではないかと思い、依頼する事を決めました。試作などで使った糸の残糸を即興で、感覚に任せて手編みで製作されたのが、スヌードとアームカバー。コートに合わせたニットアクセサリーです。様々な素材や色が混ざり合い、とても素晴らしい物ばかり。一点ずつ異なる手編みのニットにはprodcution notesが付属していますので、是非読んでみてください。
コロナ前に(このサイトができる前なので、その時の事が残っていないのが残念…)とても好評だった古時計のお披露目。あれから数年が経って、数が揃ったタイミングで再びINSIDE MY GLASS DOORSの1階に並べようと話していた時に当店のある久太郎町で行われるお祭りに参加しませんか?とお誘い頂いた。いつもはやらない事をとのお題を頂き、角田さんに相談して時計の修理を受ける事にした。
日程: 2023.10.21-10.31
時間: 12:00 PM – 8:00 PM
場所: 大阪市中央区久太郎町3-1‐16 丼池繊維会館 2F Haeckels Osaka
店休日: 10/25(水)
Tochcaと出会った頃には僕は革製品が好きで色々なものを使っていた。ある程度革の事は理解していたつもりだったが、初めてTochcaの製品に触れた時は全く知らない世界を見せられた、そんな感覚だった。それは多分、一般的な良し悪しだけではなく自分の好み(理想)に限りなく近いものに出会えた、という事だったんだと思う。革はどれも手触りが良く、経年変化も美しく、使いやすい。そして使っている内にちょっとした工夫に気付く事もあり、どんどん好きになっていく。それからずっとTochcaを使い続けている。
お知らせです。7/23(日)、Tochcaのお二人にお越し頂ける事になりました。細かい作りの事や革の事など、実際に作り手本人のお話が聞ける機会です。日程の合う方はぜひお越し下さい。ご来店お待ちしております。
今年も広島のレザーブランド、Tochcaのオーダー会を行います。今回はホーウィン社のクロムエクセルや前回使ったKOBE BEEFとフランスの家具に使われる綺麗な色のヌバックを組み合わせた鞄など・・。たくさんのモデルの中から実際に見て触って鞄やお財布などをオーダーできる期間です。店内は革の良い香りに包まれます。