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二十四節気(にじゅうしせっき)

二十四節気(にじゅうしせっき)という言葉がある。いつの頃だったか新聞を取るようになり、その新聞に”毎日ことば”としてクイズ形式で校閲のようなものから、漢字の読み方を問うものなどがある。そこに先日”啓蟄”とあった。”けいちつ”と読むらしい。意味は3月6日頃の事を言い土の中で縮こまっていた虫が穴を開いて動き出す日のことらしい。この時期はひと雨降るごとに気温が上がってゆき春に近づくそうだ。四季というが、日本の暦では季節をまた6つに分けて二四節季がある。春を6つに分けた1つが啓蟄(けいちつ)だ。これから気温差が激しく、羽織るものも必要だけど昼間はぽかぽかするだろう。すでにそうな気配がやってきている。そんな時に心地よく過ごしやすい軽い羽織や中に着るシャツやそれらにあったパンツなどを1階に並べてみました。”啓蟄”の後は”春分”と続き本格的に春がやってくるらしい。あっという間に時は過ぎるなと感じるけれど実は細かい季節がある事を味わい、着る服も楽しんで頂ければと嬉しいです。ご来店お待ちしております。

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seya.

十津川は紀伊山地、熊野の山奥にある、熊野川本流の川。日本書紀にも遠津川という、遠いところの川として記録されています。奈良に行こうと思って調べているうちに、熊野古道に行きたくなり、そのまた奥の何もない山奥に行きたくなり、そうしてこの場所に辿りつきました。今でもとても遠いところでした。電車は走っておらず、長距離バスで訪れました。バスが川縁を、山の中を、走っていくと、空気は山々の澄んだ呼吸になっていきます。平地はほとんどなく、標高が上がり、雲が山の中腹に漂っています。隠れ里。という言葉が浮かびます。 民族学では、山に住む神人が、冬の祭りなどに里へ現われ、鎮魂の舞を舞った後、いずこともなく去っていく山間の僻地を指すということです。山は神々が棲む処。木にも草にも神が宿っている、人間の世界とは違う時の流れがある。紀伊山地は、神話の時代から神々が鎮まる特別な地域と考えられていました。 仏教もこれらの深い山々を浄土に見立て、超自然的な能力を習得するための修行の場としました。「熊野三山」 「高野山」「吉野・大峯」という三つの霊場があります。霊場に参るのが5つの熊野古道。十津川村は小辺路と中辺路、大峰奥駆道が交わる付近にあります。 熊野本宮から吉野へつづく大峰奥駈は、起死回生の「よみがえりの道」だったそうです。深い山は今でも道を見失う人がたくさんいるそうです。 十津川の小辺路の参道には果てしないという名前の果無集落があります。何もないのに、たくさんの魂が詰まっている。 空気が研ぎ澄んでいる。日によって、透き通った空の色や濁った鶯色や蒼緑色に変わる川。 そして原風景から音が奥の方から聞こえてきます。 音楽家の冥丁の音に共通するものがあり、冥丁にオリジナルの曲を作ってもらいました。

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Spomenik

お店をオープンさせてから長い間パンツ専業のブランドがあったらなぁと頭の片隅にあり、アンテナだけ張っておけばいつか出会うだろうと考えていました。そして昨年、出会ったのがSpomenikでした。クラシックなトラウザーズにパッチワーク。聞くと工場で廃盤になって使われなくなった生地や洋服を作った後の余った生地など、それを再利用しているそうです。日本が作る生地はとても素晴らしいものばかりです。しかし100%それを使い切るのは難しい。洋服を販売する僕たちにとってもそこは常に考えている部分でした。僕たちがSpomenikを販売する事によってその素晴らしい生地を無駄にしない事に繋がるのではないか。そう考えました。実際に着用すると、ハッとするような感覚。とても気分が上がるパンツでした。まずは店頭にてご覧ください。

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DENIM

今回のデニムは面白い。ストーンウォッシュを施し、クラッシュしていたら手縫いで直す。クラッシュしていない場合もある。そして玉ねぎの皮を使って手染めする。そうする事によって酸化したようなヴィンテージデニムのような雰囲気になる。それはまるで一点物のように感じた。期間中はこの加工とワンウォッシュお好きな方を選べます。ぜひご覧ください。

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→2025

明けましておめでとうございます。2025年もINSIDE MY GLASS DOORSをよろしくお願いします。

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OLIVER CHURCH SMALL TRUNK SHOW

フランスのオリバーチャーチ。現在休暇中で来日されています。突然ですが12/28にオリバーがINSIDE MY GLASS DOORSに来てくれる事になり、当店にお越しいただいているお客様や彼の洋服に興味を持って下さっている方々に感謝を伝えたいそうです。当日サンプルを持ってきてくれるそうなので、1日だけの小さなオーダー会を行うことになりました。サンプル4型から選んでオーダーいただけます。そしてオリバーとやり取りをしている中で作ることになった古い生地のハンカチを即売します。洋服を作るとどうしても生地が余ってしまいます。その現状をどうにか出来ないかと、生地を無駄なく使うにはどうしたら良いかと、販売する側として何か出来ないかと私たちは考えることが多く、お客様との会話の中でハンカチだ!と閃き、オリバーに相談しました。そしてカタチになりました。購入するとその場でオリバーが簡単な刺繍をしてくれるそうです。数に限りがありますが、洋服をオーダーいただいた方にはそのハンカチをプレゼントします。年末で、さらに1日だけとはなりますが、お時間の許す方はぜひお越しいただければ嬉しいです。

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AVM

去年6月に根室に行きました。想像していた世界とは全く異なる場所だった。気がつくと鹿がこっちを見ている。何かを言いたげだが、僕たちにはわからない。誰も手を入れた事のない土地。空気。空。光。それは日本ではないような気がした。初めは自然の中に僕たちがお邪魔している、そんな風に思っていたけど、帰る頃にはそんな事関係なくて僕たち含めて全てが自然なのだと思うようになっていた。

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34˚47’47.0″N134˚13’10.0E  OLD SCHOOL

まずは、People care. Planet care.(Haeckels)のキャンドルの話をします。彼らが作るキャンドルにはGPSコードが付いています。それはほとんどが、イギリスのマーゲイトに位置します。そこでインスピレーションを得て採取し香りのイメージを作ります。それぞれの香りを体験した時きっと縁のある方々には懐かしかったり様々な想いが、行ったことのない人には想いを馳せるきっかけとなるでしょう。マーゲイトは海岸の町。People care Planet care(Haeckels)が創立した当初より環境保護を強く訴えています。

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Tochcaのベルト

最近ベルトレスのパンツが多いせいか、ベルトがあまり売っていないという話を聞きます。やっぱり必要な場面もありますし、黒と茶はとりあえず持っておいた方が良いです。Tochcaのベルトは既製品ではないフランスの古いバックル、革を選んでサイズを合わせてお作りできます。価格帯は革や仕様によって変動しますが、2-3万円台になります。バックルとサンプルの革をご用意していますので、ぜひお越しください。最近ご依頼が増えてきてバックルが少なくなってきましたが、今仕入れに行かれているので近日増えると思われます。

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The crooked Tailor ザ クルーキットテーラー / QUILT CAP -U.S.ARMY 1940’S- (sold)

Tシャツを着てスボンを穿く。シャツを着てジャケットかコートを羽織る。それと同じように帽子をかぶる。それだけでちょっといつもと違う自分になれる気がする。セットをするのが面倒な日もあるけれど。

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Ambience of Dobuike

2024 11/16 sat. 11/17 sun. 12:00-20:00

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今週の一階は。

こなれた雰囲気でスウェットを着る。それは決して家着のような雰囲気ではなくて、着慣れているからそう見えたのかもしれない。どんな些細な洋服でも着続けて自分のものになるとこなれて見えてくるものだ。そんな風になれたら格好良いなと思うしなりたいと思う。長く着続けられるタフさと快適さ、雰囲気の良いスウェットとスウェットパンツを集めてみました。

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