あるお客様が、シワシワのジャケットを見ると欲しくなる。と言った。あるお客様はチェックってだけで欲しくなる。言った。そしてとあるお客様は黄色いものを見ると手に取ってしまう。と言った。皆さん好きはそれぞれある。鮮やかで綺麗な色というのは見ているだけで心が躍る。このニットはZIPが長く程よく開ければ襟になりセーラーシャツのような雰囲気にも似ている。後ろには大きめのフードが付いている。シャリっと涼しい和紙、オーガニックコットン、再生されたポリエステル、沢山の糸が贅沢に使われていて、しっとりしていて心地よい。芝生の上で友達とワイワイとはしゃぐ時や息子さんと公園で遊ぶ時。そんなちょっとわんぱくに動く時に着たい、そんな気分のHoodie。
太陽の塔というびっくりするほど不思議な塔が大阪にはある。何回も見上げているのに毎回、『すっげぇーもん作りはったな』と、同じ様に頭の中で驚いている。(大阪にお越しの際は是非お立ち寄りください。)Kota Gushikenの具志堅くんから太陽の塔を見て凸凹感に圧倒されたと聞いた。顔はMattise。口は太陽の塔の凸凹感を表現されている。今シーズンでのコンセプトは”バカバカしい程まじめ”。太陽の塔には2つどころか3つの顔がある(本当は4つあった。)。前から見るのと後ろから見るのでは印象は違う、このTarotisse Face Waistcoatは着方によっては全く見え方も変わるし、見る位置でも表象が変わる。それに職人さんがひと目づつ手で作りながら編んでいるそうで、1点1点表情が違う。なんと太陽の塔を見上げている時と同じように、私はこの”口”の説明を聞いた時『すっげーもん作るなー』っと口にしていた。夏にタンクトップの上に羽織ればきっと涼しい。風も通るし、色も清々しい。春はジャケットの中に着たり。脱いだ時、後ろ姿がこんなチャーミングな顔が現れるなんて愉快で楽しくないですか?
太陽の塔というびっくりするほど不思議な塔が大阪にはある。何回も見上げているのに毎回、『すっげぇーもん作りはったな』と、同じ様に頭の中で驚いている。(大阪にお越しの際は是非お立ち寄りください。)Kota Gushikenの具志堅くんから太陽の塔を見て凸凹感に圧倒されたと聞いた。顔はMattise。口は太陽の塔の凸凹感を表現されている。今シーズンでのコンセプトは”バカバカしい程まじめ”。太陽の塔には2つどころか3つの顔がある(本当は4つあった。)。前から見るのと後ろから見るのでは印象は違う、このTarotisse Face Waistcoatは着方によっては全く見え方も変わるし、見る位置でも表象が変わる。それに職人さんがひと目づつ手で作りながら編んでいるそうで、1点1点表情が違う。なんと太陽の塔を見上げている時と同じように、私はこの”口”の説明を聞いた時『すっげーもん作るなー』っと口にしていた。去年の夏を思い出してください。シャツの前を閉めるのも億劫になっていました。この上に羽織れば少しは和らぐのではないか。もはや、いっその事ノースリーブで……あの暑さから開放されるのではないかな?と真夏を想像してみてください。
シアサッカ、しじら織り、絣など夏を快適に過ごせる織物が沢山ありますが、共通するのは肌への接地面が少なく夏に向いていること。今回の生地は新潟県の小千谷縮。とても細かな凹凸とラミーのシャリっとした質感が涼しい素材。首元には2つのジップ、のシャツ。左右の空き具合に変化を付けたり、1番上まで閉めたり何通りも着方を楽しめそう。日本の伝統的な織物は和装のイメージでしたが、CLASSが作るとファッションになる。そこから織物の新しい価値が見えてきたり生まれたりするのかもしれません。
穿いた瞬間に、コレ!(欲しい!)と思わせてくれました。ドレープが美しいウールとポリエステルのトロトロな生地、大きなハトメにウルトラスエードのグレーの紐。丁度良い太さ。そして何だかめでたい気分になれる赤、赤と言っても真っ赤ではなく少しくすんだ朱色に近い色。それらのバランスが絶妙過ぎるのです。ジャージーパンツの様に楽な穿き心地なのにラグジュアリーな雰囲気もあって。洋服は楽しいという事をいつもCLASSは教えてくれているような気がします。
PROJECTbyH.の洋服を見る度に作る事も楽しんでいる事が伝わってくる。新作のシャツはいくつもの大胆なカーブで形成されたパターンが面白い。全く頭の中では想像が出来ない程複雑で、形になっている事が不思議に思えてくる。生地は肌に触れるとヒヤッとして滑らか、高密度に織られたコットンポプリン。染めには彼らが普段飲んでいるお茶の出涸らしを使っている。少しオレンジがかった生成り色。色の薄い部分や濃い部分があり、狙っては出来ないムラが美しい。
コットンでもなく、リネンでもなく、シルクが使われているのが面白いコモリのワークコート。コモリの代表的な素材であるシルクネップはシルク特有の光沢はなく荒々しい。一見シルクとは思えない生地だ。着心地も軽く、風通しも良く涼しい。ネップは着ていく内に取れていきシルク自体の柔らかさが増していく。長年着るとどんな風に変化するのか、きっと古い時代のイギリスやフランスのワークコートの様な趣になるのではないでしょうか。
wellのSOMEONE’S CLOSETは歯科医のパンツから着想を得たそう。制服(ユニフォーム)は機能的な面も考えられており、格好付けていない格好良さがあるように思う。立ったり座ったり、そんな職業の動きに合わせて作られた機能美。それを普段使えば快適なはずである。前から見るとパジャマの様なチェック柄、後ろから見ると落ち着いたブラウンと前後でバイカラーになっている。視覚的な面白さもあってコーディネートするのが楽しいパンツだ。※コートもありましたが、完売しました。
どこにもないゼロに向かって飛んでいく感じが22年SSのテーマ。このジャケットの名はZERO JACKET。一枚仕立ての仕様で見返しなく、程良く張りのある軽やかなジャケット。もはやジャケットと呼ぶべきか悩むほど軽い。横のスリットが深くパンツのポケットに手を入れた時に出来るシワがさり気ないく凛とした雰囲気がある。色目はseya.らしく、まるで香りを調合した様な色目で淡いのに力強い。そして深い。しかも他とのバランスがとりやすい。あなたらしい洋服にプラスするとまた違う自分が現れるのではないでしょうか?1にではなく0にというphilosophyが心の風通しを良くしてくれて何かスッと剥がれ軽やかになった気分にしてくれる、それがZERO JACKET。
初めてseya.の洋服を見た時から瀬谷さんの作るパンツがとても好きで、穿きやすくて、大切にしているけど頻繁に穿いてしまう。ゆとりがあるけどスッキリ見えて品のあるパンツだ。ちょっと土臭い洋服(良い意味で)でも合うし、キレイにまとめても合う。革靴とだって相性が良い。ZERO JACKETやCORTと同素材のPANTS。同じく軽やかでパリッとした感触が気持ちの良いパンツで真夏も快適に使えそう。イージー仕様で腰回りは程良くフィット感があり、真っ直ぐなシルエット。ジャケットとセットアップも決まり過ぎないバランスが本当に丁度良くて、食事の時にも様になるし日常にも使い易いのではないでしょうか。
アランニットの柄をゆる〜くあんだレース柄のニット。ガシッガシッとした印象のアランニットとは真逆でダルっとゆる〜い雰囲気はKota Gushikenだからこそという感じがする。セットアップでショーツも存在する。その2つを見た時になんとも優雅でラグジュアリーな感じがした。ゴールドのアクセサリーをして少し背伸びをしたサンダルを履いて、日差しを浴びるバケーションのような日常。そんな映画の中のような世界をしてみたいと。或いは、ネックが伸びきった古着のタンクトップ なんかと合わせてもまた違った印象で面白いんじゃないか?と撮影しながらまた想像していた。”大人”だからこそ遊んで洋服を楽しむ術をもう1度教えてくれている気がする。