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seya. セヤ / TRAVEL PANTS SMOKY HERRINGBONE (sold)

見る度に印象が違う色を見せるこの生地に惹かれたseya.のTRAVEL PANTS。スモーキーヘリンボーンと名付けられたこの素材はよく見るとライトグレー、パープル、グリーンの糸が使われている。見る角度によって緑っぽく見えたり、燻んだブルーに見えたり、クラシックなグレーに見えたり。何色と表現し難い所が面白い素材だ。素材はリネンとウールが主に使われていて温かみがありリネン特有の柔らかさもある。今回からストレートシルエットになり、より美しい落ち感が楽しめる様になっている。キッチリ見えてリラックスしたパンツ。セットアップも良いし、スウェットやスニーカーとも良く似合う。

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TRAVEL PANTS SMOKY HERRINGBONE

Kota Gushiken / Kintsugi Cable Jumper

この柄は金継ぎからインスピレーションを得て出来たそうで、色の切り替えの表情が見事だ。時折、洋服を見て鳥肌が立つことがある。様々な要素(デザイン、生地、作り、コンセプト、そして人….)が混ざってピタッと止まりグサっと胸にきた時に体にゾワゾワっとその現象が起こる気がする。これを初めて見た時も同じ様にゾワゾワっとした。フレンチメリノウールで編まれていてとても柔らかく、とろりとしている。ケーブル柄に突如現れる色の切り替えが大胆に施されているのに、上品に見える。聞くと、これは手編みでしか出来ないそうで施すのは凄い技術がいるらしい。それを語るデザイナーからニッターさんへの敬意と、人となりを感じられるなんとも暖かい気持ちになるニット。色合わせも絶妙でオレンジに焦点を当てた時とベージュ に焦点を当てた時との印象が変わるのが面白い。合わせるパンツや上に羽織る物でその時の気分を表現してみてはどうでしょう。

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PROJECTbyH. / ZION_STRUCTURED HOODIE JACKET

少し細く立体的なアーム、それはまるでレザージャケットを思わせるフィッティング。何度も着ている内に自分の体の形になり、とても着易くなるでしょう。定番的に展開している”ZION”というモデルはフーデッドデザインのジャケット。楽しみだったのは普通はあまり使われることの無い16.5ozのデニム素材。ズッシリしていて着応えがある。そして分厚い。馴染ませるには少し時間がいりそうだが馴染んで色が落ちていく事を想像すると自然と顔がほころんでいた。今回は裏地が付いており、裾から少し見えるデザインで視覚的に中にシャツを着ている様にも見える。インディゴデニムとは不思議なもので、どれだけ持っていても欲しいと思ってしまう、そんな話をお客様と店頭でしていた。同じように思ってしまう人はきっと、デニムを育てるという行為が好きなのでは無いでしょうか。

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PROJECTbyH. / RADIENT_STANDARD MINIMALIST SHIRT

色というのはとても曖昧で、光の当たり具合で違う色に見える事はないでしょうか。光が無ければ色が無くなり、光があって初めて色が浮かび上がる。このRADIENTは墨を使い手染めされたシャツで所々ムラがあり見る角度や昼夜で印象が変わる、とても奥行きのある墨色。また、手染めの為初めから一点一点染まり方が多少違い着用の仕方や頻度によって数年後の変化(褐色)を楽しめるシャツ。そして削り出しの石のボタン、独創的な設計や縫製仕様。ごくシンプルなシャツに見えるかもしれないが、細かく見ていくと時間が経つのを忘れてしまいそうになる。このシャツは自宅でジッと見つめる事も、実際に着る事も楽しめるでしょう。

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PROJECTbyH.は地球に元から存在する素材だけを使い、ほぼ全ての工程を

PROJECT by Hは地球に元から存在する素材だけを使い、ほぼ全ての工程を自分たちで行っている台湾のブランドです。染色には天然染料を使い、今回はターメリックや墨を使用しています。時期や天候によっても色が微妙に変わるので、同じ物は一つとしてありません。ジャケットやシャツに使われているボタンは石を削り出した物ではじめは外すのも一苦労でしたが、今回は角が丸く削られており、着脱が格段にし易くなりました。定番品も細かい部分に改良が加えられ進化しています。彼らの作る洋服には”人”を感じる事ができます。とても安心感があり、ボロボロになるまで大切に着たいと思わせてくれる、そんな洋服です。生まれてきたものはいつか無に還ります。PROJECT by Hはその循環の中の1つであり、避けることの出来ない運命の中でも大きな力を生み出している様な気がします。

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COMOLI / ウールフラノ ドローストリングパンツ

自分を甘やかしてしまうパンツがある。それがイージーパンツだ。ウエストはゆとりを持って作られていてドローコードで絞る。つまり体が大きくなっても入ってしまうのだ。コモリのドローストリングパンツは程良くテーパードが効いていて一見スラックスの様にも見える。ウエストにはドローコードと今回からゴムが入り紐を解いてずり落ちる心配が無くなった。素材はスタンドカラージャケットと同じウールフラノでセットアップで着ても決め過ぎない感じで良い。そして軽さとトロみが心地良いパンツだ。つい手に取ってしまうパンツになりそうだ。

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Kota Gushiken / Blocked Linked Top

今回のコレクションのコンセプトでもある、おお!って感覚(突然ここには無いはずのもが現れた時に感じる感覚)を同じ色、生地で表現されたのがこのニット。本来なら、裏にくる部分が表にきていたり、処理される糸がそのままになっていたりしている。花器を敢えて割り不完全な状態にして飾ったり、本来使われることのない魚を取るための籠を花器としてみたてた千利休という人がかつて日本にはいた。不完全な物を見ると違和感を感じるかもしれないけれど、同時にその美しさを感じる事はないだろうか?不完全だからこそ最終的には受け手に委ねてくれる部分が多くて、違和感を感じるからこそ好きになる事がある。要するにこのニットにはわびさびを感じるのだ。という事で、このニットは色々と違和感があり、それに気付く度にちょっとウフフってなる。そしてニットだからなのか、不完全なデザインだからなのか人の温かみの様なものを感じる。だからKota Gushikenのニットは着たくなるのかもしれない。キッドモヘアをベースにナイロンとウールで編み立てている。モヘアのフワッとした軽さが心地良く着心地も良い。光に当てると少し透けるほど薄く、中に着る物で変化を付けてみても面白い。

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Kota Gushiken / The Social Distancing Kiss

ボタンを開ければ2人が離れて、閉めると2人が重なる。店頭で見られた方が『ずーっと家にいて、モヤモヤしてて、このカーディガンを見て凄く刺さりました。』と仰られていた。そのカーディガンの名前がThe Social Distancing Kiss。グスタフ・クリムトの接吻という絵画を元にデザイナーが絵を描き、それをデータ化し製作されたニットカーディガン。接吻は煌びやかで色も多く、表現する事自体が大変だったのではないかと思う。そしてモヘアのシャギー感がなんとも言えない雰囲気を出している。着るだけで主役になるカーディガンなので、シャツでもカットソーでも自由に合わせて楽しんで欲しい。家でも外でも。

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あぁ、やっぱりCOMOLIは良い。

セットアップは持っていると非常に便利である。それぞれ単体でも使えるし、考えるのが面倒な時は合わせて着るだけで良い。COMOLIのセットアップはいつも丁度良い。若い人が着ると大人っぽく見えるし、年齢を重ねた人が着ると程良い抜けが出る。それがまた格好良くて。どの世代にもフィットするのがCOMOLIなのだ。そして気楽さもある。だから丁度良い。まだ暑い日が続くけど、これを着てどこに行こうかとかどんなコートを、靴を履こうか。そんな先の想像をするのも今の楽しみ方の1つではないだろうか。早く着たいという衝動を抑えながら。

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彼の書くコンセプトの文章がとても良いなと思ったので…

(彼の書くコンセプトの文章がとても良いなと思ったので、あえてそのまま下記掲載します。)

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seya. / TEMPLE TRENCH COAT

トレンチコートに憧れる。いつか似合う人になりたいと思いながら、中々思う様にはいかない。それは年齢かもしれないし、体型かもしれない。または培ってきた人生の厚みなのか。答えが出る事は無いが、トレンチコートには何故か憧れる。seya.の新型のコートはそんなトレンチコートを原型に作られている。襟とエポレットをあえて排除しスッキリシンプルな趣である。素材にはメリノウールを使い、暖かく滑らかな表情だ。ゆったりとした作りだが、生地の重みでドレープが生まれ美しい。服自体の重みはあるが着ると全く感じない。設計が絶妙なのだ。そしてフロントが二重になっており、寒い時に留めると風の侵入を防ぐ事が出来る。開けても閉めても美しいseya.らしいトレンチコートである。

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SONOMITSU ソノミツ / HORSE LEATHER SHOES

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HORSE LEATHER SHOES
¥ 59,400 (tax in)
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